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油脂【高校化学・化学基礎一問一答】
油脂は【1】と【2】によって構成される。
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グリセリンの分子式は【1】であり、【2】価のアルコールである。
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炭素数の多い1価のカルボン酸を【1】という。
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高級脂肪酸の特徴として、全炭素数が【1(偶 or 奇)】数、炭化水素基の部分に存在する不飽和結合は【2(シス or トランス)】型などがある。
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飽和脂肪酸は炭素数が増加するにつれて融点が【1(上昇 or 下降)】する。これは、炭素数が増えると分子量が【2(大き or 小さ)】くなるため、分子間にはたらく引力が【3(強 or 弱)】くなるためである。
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解答:【1】上昇【2】大き【3】強
飽和脂肪酸は炭素数が増加するにつれて融点が上昇する。これは、炭素数が増えると分子量が大きくなるため、分子間にはたらく引力が強くなるためである。
不飽和脂肪酸はC=C結合部分が【1(シス or トランス)】型の配置を取るため、炭素鎖が【2(直線 or 折れ線)】形構造をしている。したがって、分子同士が接近しにくくなるため、分子間にはたらく引力が【3(強 or 弱)】くなり、融点が【4(高 or 低)】くなる。
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解答:【1】シス【2】折れ線【3】弱【4】低
不飽和脂肪酸はC=C結合部分がシス型の配置を取るため、炭素鎖が折れ線形構造をしている。したがって、分子同士が接近しにくくなるため、分子間にはたらく引力が弱くなり、融点が低くなる。
グリセリン1分子に高級脂肪酸3分子が結合した3価のエステル(トリグリセリド)を【1】という。
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油脂に含まれる3つの脂肪酸が非対称の場合、その油脂は【1】をもつ。
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長い炭素鎖をもったエステルである油脂は、【1(極性 or 無極性)】溶媒であるベンゼンやエーテルには溶けやすいが、【2(極性 or 無極性)】溶媒である水やエタノールには溶けにくい。
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解答:【1】無極性【2】極性
長い炭素鎖をもったエステルである油脂は、無極性溶媒であるベンゼンやエーテルには溶けやすいが、極性溶媒である水やエタノールには溶けにくい。
油脂の構成脂肪酸中に不飽和結合が多いと、分子同士が近づき【1(やす or にく)】くなって、分子間にはたらく引力が【2(強 or 弱)】まり、融点が【3(高 or 低)】くなる。
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解答:【1】にく【2】弱【3】低
油脂の構成脂肪酸中に不飽和結合が多いと、分子同士が近づきにくくなって、分子間にはたらく引力が弱まり、融点が低くなる。
エステルのアルカリによる加水分解を【1】という。
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油脂は酵素リパーゼによって加水分解され、【1】と【2】になる。
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不飽和度が大きいために空気中で容易に固まる油を【1】という。
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大豆油や綿実油のように固まる程度が少し弱い油を【1】という。
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空気中で固まりにくい油を【1】という。
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乾性油にPb、Mnなどの酸化物や塩を入れて加熱処理し、乾性が増した油を【1】という。
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油脂を空気中に放置すると、黄色味を帯び、不快な匂いを生じて酸性を示すようになる。これを【1】という。
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酸敗が起こるのは、O2による酸化を受ける際、重合以外に開裂を起こして低分子量の【1】や【2】を生じて悪臭を放つためである。したがって、不飽和度の【3(大き or 小さ)】い油脂ほど酸敗し易く、油が悪くなりやすい。
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解答:【1】アルデヒド【2】カルボン酸【3】大き(【1】・【2】は順不同)
酸敗が起こるのは、O2による酸化を受ける際、重合以外に開裂を起こして低分子量のアルデヒドやカルボン酸を生じて悪臭を放つためである。したがって、不飽和度の大きい油脂ほど酸敗し易く、油が悪くなりやすい。
油脂にニッケルNiを触媒として水素を付加し、より飽和した油脂にすることができる。このとき生じる油脂を【1】といい、融点が【2(高 or 低)】く酸敗しにくいため、常温では【3(固 or 液 or 気)】体である。
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解答:【1】硬化油【2】高【3】固
油脂にニッケルNiを触媒として水素を付加し、より飽和した油脂にすることができる。このとき生じる油脂を硬化油といい、融点が高く酸敗しにくいため、常温では固体である。
不飽和度が小さいために融点が高く、常温で固体の油脂を【1】、不飽和度が大きいために融点が低く、常温で液体の油脂を【2】という。
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解答:【1】脂肪【2】脂肪油
不飽和度が小さいために融点が高く、常温で固体の油脂を脂肪、不飽和度が大きいために融点が低く、常温で液体の油脂を脂肪油という。
分子量450の油脂と600の油脂のけん化価を比較するとどちらが大きいか。
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解答:分子量450の油脂
けん化価は油脂の分子量に反比例する。したがって、分子量450の油脂のけん化価と分子量600の油脂のけん化価を比較すると分子量450の油脂のけん化価の方が大きい。
分子量300の油脂のけん化価を求めよ(整数値で解答)。
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解答:560
\[ \begin{align}
けん化価&=\frac{ 1.68×10^{5} }{ M }\\
&=\frac{ 1.68×10^{5} }{ 300 }\\
&=560
\end{align} \]
ヨウ素価は油脂の【1】の数に比例する。
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分子量1000、1分子中の二重結合の数が10個の油脂のヨウ素価を求めよ(整数値で解答)。
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解答:254
\[ \begin{align}
ヨウ素価&=\frac{ 2.54a×10^{4} }{ M }\\
&=\frac{ 2.54×10×10^{4} }{ 1000 }\\
&=254
\end{align} \]
分子量878.2の油脂100gに付加するヨウ素は173.7gであった。この油脂1分子中の二重結合の数を求めよ(整数値で解答)。
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解答:6個
\[ \begin{align}
&173.7=\frac{ 2.54a×10^{4} }{ 878.2 }\\
&\leftrightarrow a≒6
\end{align} \]