カルボン酸・エステル【高校化学・化学基礎一問一答】

目次

はじめに

【プロ講師解説】化学のグルメでは、高校化学・化学基礎の一問一答問題を公開しています。問題一覧は【スマホで出来る】一問一答(高校化学・化学基礎)でご覧下さい。


問1

カルボキシ基(-COOH)をもつ化合物を【1】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】カルボン酸

カルボキシ基(-COOH)をもつ化合物をカルボン酸という。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問2

鎖式炭化水素のH1個をカルボキシ基で置換してできるカルボン酸を【1】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】脂肪酸

鎖式炭化水素のH1個をカルボキシ基で置換してできるカルボン酸を脂肪酸という。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問3

脂肪酸のうち、炭化水素基が単結合のみのものを【1】、二重結合などを含むものを【2】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】飽和脂肪酸【2】不飽和脂肪酸

脂肪酸のうち、炭化水素基が単結合のみのものを飽和脂肪酸、二重結合などを含むものを不飽和脂肪酸という。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問4

カルボキシ基を2個もつカルボン酸を【1】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】ジカルボン酸

カルボキシ基を2個もつカルボン酸をジカルボン酸という。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問5

ベンゼンのH原子をカルボキシ基で置換したものを【1】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】芳香族カルボン酸

ベンゼンのH原子をカルボキシ基で置換したものを芳香族カルボン酸という。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問6

ヒドロキシ基をもつカルボン酸を【1】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】ヒドロキシ酸

ヒドロキシ基をもつカルボン酸をヒドロキシ酸という。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問7

カルボン酸についたカルボキシ基の数を、そのカルボン酸の【1】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】価数

カルボン酸についたカルボキシ基の数を、そのカルボン酸の価数という。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問8

1価のカルボン酸は【1】の酸化により得られる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】第1級アルコール

1価のカルボン酸は第1級アルコールの酸化により得られる。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問9

カルボン酸は、炭化水素部分が小さい場合、水に溶けて【1(酸 or 塩基)】性を示す。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】酸

カルボン酸は、炭化水素部分が小さい場合、水に溶けて酸性を示す。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問10

カルボン酸は、異性体であるエステルに比べ沸点が【1(高 or 低)】い。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】高

カルボン酸は、異性体であるエステルに比べ沸点が高い。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問11

カルボン酸の一種であるギ酸HCOOHは、【1】基をもつため還元性をもつ。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】アルデヒド

カルボン酸の一種であるギ酸HCOOHは、アルデヒド基をもつため還元性をもつ。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問12

カルボン酸は酸性のため、塩基と【1】反応を起こす。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】中和

カルボン酸は酸性のため、塩基と中和反応を起こす。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問13

カルボン酸は、アルコールと脱水反応し【1】結合を形成する。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】エステル

カルボン酸は、アルコールと脱水反応しエステル結合を形成する。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問14

カルボン酸2分子間で脱水が起こると【1】が形成される。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】酸無水物

カルボン酸2分子間で脱水が起こると酸無水物が形成される。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問15

カルボン酸の脱炭酸反応により、【1】【2】が生成する。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】アルカン【2】ケトン(順不同)

カルボン酸の脱炭酸反応により、アルカンやケトンが生成する。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問16

メタンの製法では、【1】に水酸化ナトリウムNaOHを加えて加熱する。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】酢酸ナトリウムCH3COONa

メタンの製法では、酢酸ナトリウムCH3COONaに水酸化ナトリウムNaOHを加えて加熱する。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問17

アセトンの製法では、【1】を乾留する。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】酢酸カルシウム(CH3COO)2Ca

アセトンの製法では、酢酸カルシウム(CH3COO)2Caを乾留する。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問18

分子内にエステル結合(-COO-)をもつ化合物を【1】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】エステル

分子内にエステル結合(-COO-)をもつ化合物をエステルという。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問19

カルボン酸の酢酸とアルコールのエタノールが反応すると、エステル結合をもつ【1】が生じる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】酢酸エチルCH3COOCH2CH3

カルボン酸の酢酸CH3COOHとアルコールのエタノールC2H5OHが反応すると、エステル結合をもつ酢酸エチルCH3COOCH2CH3が生じる。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問20

カルボン酸無水物を【1】と反応させるとエステルが生じる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】アルコール

カルボン酸無水物をアルコールと反応させるとエステルが生じる。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問21

アルケンやアルキンに【1】を付加するとエステルが生じる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】カルボン酸

アルケンやアルキンにカルボン酸を付加するとエステルが生じる。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問22

エステルは、【1(酸 or 塩基 or 中)】性である。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】

エステルは、中性である。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問23

エステルは水に溶け【1(やす or にく)】く、有機溶媒に溶け【2(やす or にく)】い。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】にく【2】やす

エステルは水に溶けにくく、有機溶媒に溶けやすい。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問24

エステルを加水分解すると【1】【2】が生じる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】カルボン酸【2】アルコール(順不同)

エステルを加水分解するとカルボン酸とアルコールが生じる。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

問25

エステルを強塩基(NaOH・KOHなど)により加水分解することを【1】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】けん化

エステルを強塩基(NaOH・KOHなど)により加水分解することをけん化という。

参考:カルボン酸・エステル(一覧・構造・命名法・製法・反応・性質など)

【高校化学の計算ドリル】大好評発売中!

高校化学・化学基礎の計算問題が苦手な人に向けた計算ドリルを発売しました。豊富な問題数で、入試頻出の計算問題の解き方を身につけることができます。

著者情報

元講師、薬剤師、イラストレーター
数百名の中高生向け指導経験あり(過去生徒合格実績:東工大・東北大・筑波大・千葉大・岡山大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)。
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
気に入ったらシェアしてね!
目次