【プロ講師解説】化学のグルメでは、高校化学・化学基礎の一問一答を掲載しています。解説は高校化学・化学基礎を扱うウェブメディア『化学のグルメ』を通じて6年間大学受験に携わるプロの化学講師が執筆します。一問一答コンテンツ一覧は化学のグルメ『高校化学・化学基礎一問一答コンテンツ一覧』をご覧下さい。
一問一答
硫黄の単体には3種類の同素体が存在する。それらの中で最も安定したものを【1】という。【1】を高温(約120℃)で熱し、それを冷やすと針状結晶の【2】が得られる。また、【1】を非常に高温(約250℃)で熱し、それを冷水の中に入れて急冷(急激に冷やすこと)すると【3】が得られる。ちなみに、【1】・【2】・【3】はいずれも【4】色である。
斜方硫黄と単斜硫黄は分子のため化学式【1】で表され、ゴム状硫黄は高分子(Sが無数に繋がったもの)であるため組成式【2】で表される。
硫化鉄FeSに塩酸HClを加えると【1】が生成する。
硫化水素H2Sは【1】色で刺激臭の一種である【2】という臭いがする。
硫化水素H2Sは水に溶けて電離し【1】価の【2(強or弱)】酸として働く。また、【3(酸化or還元)】剤として働くこともある。
【1】は銅Cuに濃硫酸H2SO4を加えて加熱する、又は亜硫酸ナトリウムNa2SO3に希硫酸H2SO4を加えることにより生成する。
二酸化硫黄SO2は【1】色で【2】臭をもつ。また、水に溶けて亜硫酸となり電離して【3】価の【4(強or弱)】酸として働く。
二酸化硫黄SO2が酸化剤、還元剤として働くときの半反応式をそれぞれ書け。
硫黄を含むオキソ酸として有名な硫酸H2SO4は【1】により作られる。
硫酸H2SO4は【1】価の【2(強or弱)】酸として働く。また、【3(酸化or還元)】剤として働くこともある。
硫酸は吸湿性をもつため酸性の【1】として用いられる。
硫酸は気体になりにくく(=【1】性)、【2】作用をもつ。
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・化学のグルメ運営代表
・高校化学講師
・薬剤師
・デザイナー/イラストレーター
数百名の個別指導経験あり(過去生徒合格実績:東京大・京都大・東工大・東北大・筑波大・千葉大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
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