はじめに

基礎固め用の化学問題集として知られる「化学の良問問題集[化学基礎・化学]」。今回はこの人気の問題集について、その魅力から具体的な使い方、併用にオススメの参考書まで1つ1つ丁寧に解説していこうと思います。化学の良問問題集の購入を検討している人はもちろん、もう既に持っているよという人も是非参考にして下さい。


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本の特徴と対象

大学入試で類題の出題が予想される、学習効果の高い「良問」問題集です。問題編232ページ、解答・解説編224ページです。 (引用:旺文社公式HP)

化学の良問問題集を一言で表すなら「幅広いレベルの人にオススメの問題集」です。

化学の良問問題集には、基礎・標準〜入試レベルの問題がバランスよく掲載されています。従って、化学初心者の人から大学受験で化学を使う人まで幅広い層に支持されています。比較的最近発売されたため基礎問題精講重要問題集よりも知名度は低いものの、問題の質・量はそれらに十分匹敵すると言えるでしょう。


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本の構成

化学の良問問題集はこのような構成になっています。理論化学・無機化学・有機化学ともに大学入試や定期テストで頻出の事項が満遍なく掲載されており、非常にバランスのとれた構成といっていいでしょう。

また、各単元の中は次のような形になっています。



各単元の最初ではその分野について簡単なまとめが記載されています。確認問題では基本的な用語や公式等に関する問題が、必須問題では入試で頻出の典型的な問題が、レベルアップ問題ではやや難しい論述等の問題が掲載されています。また、解説ではそれぞれの問題について詳しい説明が書かれています。


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メリット

化学の良問問題集にはメリットとデメリットが存在します。まずはメリットの方から紹介していきましょう。

網羅性

化学の良問問題集には理論化学・無機化学・有機化学の問題が網羅的に掲載されています。全ての分野において入試頻出のパターンが厳選されているので、基礎的な問題演習はこの一冊に任せておけば問題ないでしょう。

レイアウトが綺麗

化学の良問問題集のレイアウトは他の化学問題集と比較して非常に綺麗で見やすくなっています。長く使っていく“相棒”の顔面偏差値は高いに越したことないでしょう。

問題を選べる

化学の良問問題集には「学習ナビゲーター」というツールが備わっています。



学習ナビゲーターを使えば「問題一覧から問題を探す」「必ず解いたほうがいい問題100問から問題を探す」「論述問題を探す」「索引から問題を探す」の4パターンで問題を探すことができます。自分のレベルや近いテストの難易度などによって解く問題を即座に絞れることは、勉強の効率化にとっても役立つでしょう。

デメリット

化学の良問問題集は非常にいい問題集ではありますが、デメリットも存在します。次はそれを紹介していきましょう。

難関大対策にはならない

化学の良問問題集は基礎固めには非常にいい問題集ですが、これ一冊で難関大レベルに到達することは難しいでしょう。志望する大学が難関大である場合はこれが終わり次第「化学の新演習」「標準問題精講」などに取り組む必要があります。


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使い方

次に、化学の良問問題集の具体的な使い方を紹介していきます。むやみに使っても効果は出づらいので、まずはこれから紹介するやり方を参考にしていただき、状況に応じて自分流の使い方を見つけていきましょう。

全ての問題を解く

基本的に化学の良問問題集に掲載されている問題は入試頻出のものばかりです。従って、前から順に1つずつ解いていくことをお勧めします。もしわからない問題があったらまずは解説を読み、それも解決しなければ各分野の先頭に掲載されている重要事項のまとめ、「橋爪のゼロから劇的!にわかる 理論化学の授業」「鎌田の理論化学の講義」等の解説型参考書などを読んでみましょう。

学習ナビゲーターで選んで解く

直近のテスト範囲や自分が苦手な分野の問題のみを解きたいという場合は(上のメリットのところで紹介した)学習ナビゲーターを利用しましょう。学習ナビゲーターでは「問題一覧から問題を探す」「必ず解いたほうがいい問題100問から問題を探す」「論述問題を探す」「索引から問題を探す」の4パターンで問題を探すことができるため非常にピンポイントで効率のいい学習ができます。


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併用したい参考書

化学の良問問題集はあくまで基礎固めの問題演習を行うためのものであり、化学の現象や計算で使う式等について詳しく解説されているわけではありません。そこで以下で紹介するような「解説型」の参考書を併用することをお勧めします。

橋爪のゼロから劇的!にわかる 理論化学の授業

「橋爪のゼロから劇的!にわかる〜」は化学初心者にオススメのシリーズです。補助線や細かな説明・アドバイスが多く、あまり化学が得意でない人でもすんなりと理解できるでしょう。「橋爪のゼロから劇的!にわかる 理論化学の授業」の他に「橋爪のゼロから劇的!にわかる 無機・有機化学の授業」もあります。

鎌田の理論化学の講義

「〜の講義」は非常に人気のシリーズです。基礎から丁寧に解説されており、化学初学者から難関大受験生まで幅広いレベルの人に利用されています。「鎌田の理論化学の講義」以外にも「福間の無機化学の講義」「鎌田の有機化学の講義」があるので3冊セットで使っていくのがオススメです。

総合的研究

総合的研究化学の新研究と似た立ち位置ですが、化学の新研究に比べると図やポイントのまとめが豊富なため非常に見やすく使いやすいです。また、内容も大学入試対策として必要なことに絞って書かれているため(化学の新研究と比べて)オーバーワークになりにくいでしょう。

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化学の良問問題集の代替案

化学の良問問題集が合わないから、同じようなレベルの問題集は他にありませんか?という質問はよく受けます。そういう時にオススメしているのは「化学の新標準演習」と「重要問題集」です。

卜部先生の著書は「化学の新研究」「化学の新演習」が有名ですが、この2つは難関大受験用の難しい参考書です。一方、最近発売されたこの「化学の新標準演習」は基礎的な問題が多く初心者でも使いこなすことができるでしょう。

重要問題集化学問題集の王様的存在です。おそらく受験化学対策用の問題集としてはシェアNo.1で、数多くの高校生・受験生が使用しています。難しい問題も多く、難関大対策としてオススメです。


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関連:問題集、作りました。

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