KIMIKA!|基礎から学ぶ高校化学

はっきりわかる?無機物と有機物の違い!!

約 4 分
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はじめに

無機物と有機物の違いについて、学校の授業でやったから何となくは分かっているものの、いざ聞かれた時にはっきりと答えることのできる高校生は意外と少ない。

2つの違いを完璧に理解して、無機・有機化学を勉強していくときに困らないようにしよう。

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有機物とは

数百年前は、生命に関連するものが有機物、それ以外のものが無機物だと考えられていた。

しかし、1828年にドイツ人のウェーラーがシアン酸アンモニウムNH4OCNを加熱することで尿素CO(NH2)2を合成(NH4OCN → CO(NH2)2)してから、有機化合物は炭素C原子を含む化合物の総称とされているんだ。

注意

例外として、以下のものが知られている。

  • CO,CO2などの酸化物
  • CaCO3などの炭酸塩
  • KCNなどのシアノ化合物
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    無機物とは

    有機物以外の物質は、すべて無機物として扱われる。

    単体と化合物に分けて説明していこう。

    単体

    単体というのは、一種類の元素から成る物質のことだ。

    定期テストや大学入試で頻出の単体としては、同素体が存在するS・C・O・Pなどがある。

    あれ、Cは有機化合物じゃないの?と思った人がいるかも知れない。
    実は、(一応有機物の所にも書いたけど)有機物は基本的に”化合物”のみしか存在しないんだ。
    つまり、単体として存在しているものはほとんど無機化合物ということになる。
    炭素Cも例外ではなく、単体として存在しているときは無機物として扱われる。

    化合物

    無機物の化合物が主に4種類に分類される。

  • 酸化物
  • 水酸化物
  • オキソ酸
  • それぞれについて個別に見ていこう。

    酸化物

    酸化物とは、その名の通り「酸化された化合物」のことだ。

    酸化物には、酸性酸化物・塩基性酸化物・両性酸化物の3種類が存在しており、例としてはCO2・CaO・Al2O3などが挙げられる。
    それぞれの酸化物について詳しいことは「化学のツボ:酸性酸化物・塩基性酸化物・両性酸化物の違いを徹底解説!〜定義からそれぞれの酸・塩基との反応まで〜」を参照してね。

    水酸化物

    水酸化物とは、水酸化物イオンOHを含む化合物のことだ。
    例としては、NaOHやCa(OH)2などが挙げられる。

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    オキソ酸

    オキソ酸とは、O原子を含む酸のことだ。
    例としては、H2SO4・HNO3・H2CO3などが挙げられる。

    オキソ酸について詳しいことは「目指せオキソ酸マスター!オキソ酸の強さや構造、酸化数について徹底解説!!」を参照してね。

    塩とは、酸由来の陰イオンと塩基由来の陽イオンからなる化合物のことだ。

    塩には、酸性塩・塩基性塩・正塩の三種類が存在する。
    それぞれについて詳しいことは「中和と塩」を参照してね。

    まとめ

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