はじめに

中和で生成する塩には酸性塩・塩基性塩・正塩の3種類が存在するが、多くの高校生がこれらの違いを理解できていない。このページでは酸性塩・塩基性塩・正塩それぞれの定義と違いについて一つひとつ丁寧に解説していく。是非この機会に酸性塩・塩基性塩・正塩の違いを理解してライバルと差をつけよう!


スポンサーリンク

塩の種類

正塩 H+もOHも残っていない塩
酸性塩 酸由来のH+が残っている塩
塩基性塩 塩基由来のOHが残っている塩
Point!

中和の結果生成する“塩”には酸性塩・塩基性塩・正塩の3種類存在する。

酸性塩とは、酸由来のH+が残ってる塩のことである。
具体例としては、NaHCO3(NaとCの間のH)・NaHSO4(NaとSの間のH)などが挙げられる。

塩基性塩とは、塩基由来のOHが残ってる塩のことである。
具体例としては、CuCl(OH)・MgCl(OH)などが挙げられる。

正塩とは、余分なH+やOHが残ってない塩のことである。
具体例としては、NaCl・CaCl2・CH3COONaなどが挙げられる。


スポンサーリンク

塩の種類と液性

塩の種類と、その塩を水に溶かした時の“液性(酸性or塩基性or中性)”は必ずしも一致するわけではない。この辺りについて詳しくは「塩の液性の見分け方を伝授!2STEPで楽々攻略!」を確認しよう。


スポンサーリンク

問題演習

問1

酸性塩・塩基性塩・正塩の定義をそれぞれ説明しなさい。
【問1】解答/解説:タップで表示
解答:以下参照

酸性塩とは、酸由来のH+が残ってる塩のことである。
塩基性塩とは、塩基由来のOHが残ってる塩のことである。
正塩とは、余分なH+やOHが残ってない塩のことである。

問2

酸性塩・塩基性塩・正塩の具体例をそれぞれ2つずつ挙げよ。
【問2】解答/解説:タップで表示
解答:以下参照

【酸性塩】NaHCO3・NaHSO4
【塩基性塩】CuCl(OH)・MgCl(OH)
【正塩】NaCl・CaCl2


スポンサーリンク

関連:液性としっかり区別。

塩の分類(酸性塩・塩基性塩・正塩)とそれを水に溶かしたときの液性は考え方が全く異なる。きちんと区別をして頭に入れておこう。

  • 塩の液性の見分け方を伝授!2STEPで楽々攻略!
  • (これもオススメ!)【大学受験】理論化学のオススメ勉強法・参考書・問題集を大公開!
  • 化学のグルメ「【Youtube】ショートアニメーション講義」

  • スポンサーリンク

    関連:参考書、作りました。

    化学のグルメオリジナル参考書「CHEM ZINE(ケム・ジン)化学基礎ver.」の販売を開始しました!

    基礎〜入試中級レベルの内容を掲載しており、化学初心者から受験対策を行いたい人まで幅広い層の方にお使い頂ける一冊に仕上がっています。詳細は【公式】CHEM ZINE(ケム・ジン)にて!


    スポンサーリンク