蒸発と沸騰(違い・蒸気圧との関係など)

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はじめに

【プロ講師解説】このページでは『蒸発と沸騰(違い・蒸気圧との関係など)』について解説しています。


蒸発とは

  • 液体表面から溶媒分子が気化することを蒸発という。
  • 蒸発は温度に関係なく起こる。

沸騰とは

  • 水中に存在する気泡には、内側からは溶媒分子の蒸気圧が、外側からは外圧(大気圧)がかかっている。
  • このとき、蒸気圧<外圧であればこの気泡は大気圧によりすぐにつぶされる。しかし、蒸気圧≧外圧だと気泡はつぶれずに液体中に存在することができ、気泡は周囲よりも密度が小さいので液面まで上昇しやがて大気中へと放出される。これを沸騰という。

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著者情報

元講師、薬剤師、イラストレーター
数百名の中高生向け指導経験あり(過去生徒合格実績:東工大・東北大・筑波大・千葉大・岡山大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)。
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
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