KIMIKA!|基礎から学ぶ高校化学

金属結合

約 3 分
スポンサーリンク

金属結合とは


さまざまな結合でまとめたように、金属結合「金属元素と金属元素」の間の結合だ。

スポンサーリンク

銀を例に図で説明していこう。

下図のように銀原子が並んでいるとする。

金属元素は基本的に、電気陰性度が低く陽イオンになり易かった。
(これは、周期表での金属イオンの位置から確認できるね。↓)

従って、Agは電子を放出して陽イオンとなり、出された電子がその周りをぐるぐる自由に飛び回って…

という状態になる。(青マルは電子ね)

「電子が金属イオンのまわりを飛び回ることで金属イオンをまとめて1つの塊になっている」ね。

ちなみに、金属イオンの間を飛び回ってる電子を「自由電子」ということは知っておこう。

スポンサーリンク

金属の性質と自由電子


先ほど登場した「自由電子」は、その名の通り「自由に」動き回ることができる。

金属は、この「電子の自由性」を要因とする3つの性質をもっている。順番に説明していこう。

電気伝導性


金属に電圧を加えると、「自由電子の移動」が起こり電流が生じ、電気が流れる。

このような性質を電気伝導性という。

スポンサーリンク

展性・延性


金属は、たたいたり延ばしたりしても簡単には切れない。

自由電子が陽イオンの位置に合わせて移動して、結合を保とうとするんだね。

金属光沢


自由電子は、「光を反射」する。

この性質により、結果として金属は(光を反射するので)光沢をもっているように見える。

スポンサーリンク

金属結合と組成式


金属のみから成る物質(=金属結合によって作られた物質)は、金属イオンの数を最も簡単な整数比にした「組成式」というものを使って表す。

(イオン結合と同じように)金属はイオンが”無限”に繋がることによって作られているので組成式を使うが、イオン結合の時とは違い基本的に「単体(=一種類の元素のみからできている)」なので、比がどーたらというのはあまり考える必要がない。組成式の作り方など、詳しいことについてはイオン結合のところを見てほしい。

スポンサーリンク

スポンサーリンク