高分子化合物【高校化学・化学基礎一問一答】

目次

はじめに

【プロ講師解説】化学のグルメでは、高校化学・化学基礎の一問一答問題を公開しています。問題一覧は【スマホで出来る】一問一答(高校化学・化学基礎)でご覧下さい。


問1

分子量が約1万以上の巨大分子を【1】という。

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解答:【1】高分子(高分子化合物)

分子量が約1万以上の巨大分子を高分子(高分子化合物)という。

参考:高分子化合物とは(分類・全体的な特徴など)

問2

単量体が多数繋がると高分子となる。単量体が繋がる現象を【1】といい、【1】でできた高分子を【2】【2】1分子を構成する繰り返し単位の数を【3】という。

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解答:【1】重合【2】重合体(ポリマー)【3】重合度

単量体が多数繋がると高分子となる。単量体が繋がる現象を重合といい、重合でできた高分子を重合体(ポリマー)、重合体(ポリマー)1分子を構成する繰り返し単位の数を重合度という。

参考:高分子化合物とは(分類・全体的な特徴など)

問3

高分子は1個あたりのサイズが大きいため、溶液中では主に【1】として存在している。

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解答:【1】コロイド(分子コロイド)

高分子は1個あたりのサイズが大きいため、溶液中では主にコロイド(分子コロイド)として存在している。

参考:高分子化合物とは(分類・全体的な特徴など)
参考:コロイド(例・種類・大きさ・透析・電気泳動など)

問4

反応条件によって重合度にバラツキが生じるため、高分子の分子量は【1】で表される。

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解答:【1】平均分子量

反応条件によって重合度にバラツキが生じるため、高分子の分子量は平均分子量で表される。

参考:高分子化合物とは(分類・全体的な特徴など)

問5

高分子の固体は、分子が規則的に配列した結晶部分と、不規則に配列した【1】部分が混ざった構造になっている。したがって、加熱をしても一定の融点を示すことはなく、徐々に【2】して液体となる。

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解答:【1】非晶質(非結晶)【2】軟化

高分子の固体は、分子が規則的に配列した結晶部分と、不規則に配列した非晶質(非結晶)部分が混ざった構造になっている。したがって、加熱をしても一定の融点を示すことはなく、徐々に軟化して液体となる。

参考:高分子化合物とは(分類・全体的な特徴など)

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著者情報

元講師、薬剤師、イラストレーター
数百名の中高生向け指導経験あり(過去生徒合格実績:東工大・東北大・筑波大・千葉大・岡山大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)。
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
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