アルキン【高校化学・化学基礎一問一答】

目次

はじめに

【プロ講師解説】化学のグルメでは、高校化学・化学基礎の一問一答問題を公開しています。問題一覧は【スマホで出来る】一問一答(高校化学・化学基礎)でご覧下さい。


問1

一般式CnH2n-2(n≧2)で表される、分子内に炭素炭素三重結合(C≡C)を1個もつ鎖式不飽和炭化水素を【1】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】アルキン

一般式CnH2n-2(n≧2)で表される、分子内に炭素炭素三重結合(C≡C)を1個もつ鎖式不飽和炭化水素をアルキンという。

参考:アルキン(一般式の作り方・一覧・製法・付加重合・置換反応など)

問2
n(炭素数)分子式一般名慣用名
2C2H2【1】【6】
3C3H4【2】【7】
4C4H6【3】なし
5C5H8【4】なし
6C6H10【5】なし
解答/解説:タップで表示

解答:以下参照

n(炭素数)分子式一般名慣用名
2C2H2エチンアセチレン
3C3H4プロピンメチルアセチレン
4C4H6ブチンなし
5C5H8ペンチンなし
6C6H10ヘキシンなし

参考:アルキン(一般式の作り方・一覧・製法・付加重合・置換反応など)

問3

アセチレンに【1】色であるBr2を付加するとその色が消え【2】色となる。この反応は炭素炭素三重結合の検出反応として用いられる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】赤褐【2】無

アセチレンに赤褐色であるBr2を付加するとその色が消え無色となる。この反応は炭素炭素三重結合の検出反応として用いられる。

参考:アルキン(一般式の作り方・一覧・製法・付加重合・置換反応など)

問4

アセチレンに塩化水素HClが付加したものを【1】、それが重合したものを【2】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】塩化ビニル【2】ポリ塩化ビニル

アセチレンに塩化水素HClが付加したものを塩化ビニル、それが重合したものをポリ塩化ビニルという。

参考:アルキン(一般式の作り方・一覧・製法・付加重合・置換反応など)

問5

アセチレンに酢酸CH3COOHが付加したものを【1】、それが重合したものを【2】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】酢酸ビニル【2】ポリ酢酸ビニル

アセチレンに酢酸CH3COOHが付加したものを酢酸ビニル、それが重合したものをポリ酢酸ビニルという。

参考:アルキン(一般式の作り方・一覧・製法・付加重合・置換反応など)

問6

アセチレンにシアン化水素HCNが付加したものを【1】、それが重合したものを【2】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】アクリロニトリル【2】ポリアクリロニトリル

アセチレンにシアン化水素HCNが付加したものをアクリロニトリル、それが重合したものをポリアクリロニトリルという。

参考:アルキン(一般式の作り方・一覧・製法・付加重合・置換反応など)

問7

アルキンにアンモニア性硝酸銀水溶液([Ag(NH3)2+)を加えると【1】の白色沈殿が生成する。この反応は炭素炭素三重結合(C≡C)の検出反応として用いられる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】銀アセチリド

アルキンにアンモニア性硝酸銀水溶液([Ag(NH3)2+)を加えると銀アセチリドの白色沈殿が生成する。この反応は炭素炭素三重結合(C≡C)の検出反応として用いられている。

参考:アルキン(一般式の作り方・一覧・製法・付加重合・置換反応など)

問8

アルキンにアンモニア性塩化銅(Ⅰ)水溶液([Cu(NH3)4])を加えることによる【1】の赤色沈殿が生成する。この反応は炭素炭素三重結合(C≡C)の検出反応として用いられる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】銅(Ⅰ)アセチリド

アルキンにアンモニア性塩化銅(Ⅰ)水溶液([Cu(NH3)4])を加えることによる銅(Ⅰ)アセチリドの赤色沈殿が生成する。この反応は炭素炭素三重結合(C≡C)の検出反応として用いられる。

参考:アルキン(一般式の作り方・一覧・製法・付加重合・置換反応など)

問9

アセチレンを実験室内でつくる際は、【1】に水H2Oを加える。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】炭化カルシウムCaC2(カーバイドでも可)

アセチレンを実験室内でつくる際は、炭化カルシウムCaC2(カーバイド)に水H2Oを加える。

参考:アルキン(一般式の作り方・一覧・製法・付加重合・置換反応など)

問10

アセチレンが三分子重合すると【1】が生成する。この反応には触媒として【2】が用いられる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】ベンゼン【2】鉄Fe

アセチレンが三分子重合するとベンゼンが生成する。この反応には触媒として鉄Feが用いられる。

参考:アルキン(一般式の作り方・一覧・製法・付加重合・置換反応など)

【高校化学の計算ドリル】大好評発売中!

高校化学・化学基礎の計算問題が苦手な人に向けた計算ドリルを発売しました。豊富な問題数で、入試頻出の計算問題の解き方を身につけることができます。

著者情報

元講師、薬剤師、イラストレーター
数百名の中高生向け指導経験あり(過去生徒合格実績:東工大・東北大・筑波大・千葉大・岡山大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)。
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
気に入ったらシェアしてね!
目次