化学平衡【高校化学・化学基礎一問一答】

目次

はじめに

【プロ講師解説】化学のグルメでは、高校化学・化学基礎の一問一答問題を公開しています。問題一覧は【スマホで出来る】一問一答(高校化学・化学基礎)でご覧下さい。


問1

正反応の速度は次第に【1(大き or 小さ)】く、逆反応の速度は次第に【2(大き or 小さ)】くなっていくが、両方とも最終的には同じ速度に落ち着き一定となる。この、正反応と逆反応の速度が等しくなった状態を【3】という。

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解答:【1】小さ【2】大き【3】平衡状態

正反応の速度は次第に小さく、逆反応の速度は次第に大きくなっていくが、両方とも最終的には同じ速度に落ち着き一定となる。

この正反応と逆反応の速度が等しくなった状態を平衡状態という。

参考:【化学平衡】平衡定数やmol数の変化、グラフなど

問2

平衡状態になると一見反応が止まっているように見えるが、実際は【1】反応と【2】反応が起こっており、2つの速度が【3(等しい or 異なる)】ため反応が進んでないように見えるだけである。

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解答:【1】正【2】逆【3】等しい(【1】・【2】は順不同)

平衡状態になると、一見反応が止まっているようにみえる。しかし実際は、「正反応と逆反応が起こっているが、2つの速度が等しいため反応が進んでないように見えるだけ」だということを把握しておこう。

参考:【化学平衡】平衡定数やmol数の変化、グラフなど

問3

「H2 + I2 ⇆ 2HI」の反応において、反応前のH2とI2のmol数が1.0、平衡時は0.20だとすると、平衡時のHIの物質量は【1】molである。

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解答:【1】1.6

反応前のH2とI2のmol数が1.0、平衡時は0.20だとすると、次のように考えることができる。

反応で使われたH2とI2は0.80mol(1.0ー0.20)ずつなので、係数比より生成したHIは1.6molであることがわかる。

参考:【化学平衡】平衡定数やmol数の変化、グラフなど

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著者情報

元講師、薬剤師、イラストレーター
数百名の中高生向け指導経験あり(過去生徒合格実績:東工大・東北大・筑波大・千葉大・岡山大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)。
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
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