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一問一答
問1
原子を原子番号順に並べた以下の表のことを【1】という。

問2
周期表の横の列を【1】、縦の列を【2】という。また、元素をある特定の順番(原子表だと原子番号の順)に並べたとき、元素の化学的性質(反応性など)が一定の周期で変わっていくことを【3】という。
問3
過去の周期表は、ロシア人の化学者である【1】が作ったもので、元素を【2】の順に並べていた。現在の周期表では、元素は【3】の順に並べられている。
【問3】解答/解説:タップで表示
解答:【1】メンデレーエフ【2】原子量【3】原子番号
|
過去 |
現在 |
作者 |
メンデレーエフ |
不明 |
並び順 |
原子量 |
原子番号(陽子数) |
過去の周期表を作った人と、原子がどんな順番で並べられてるかが大事。現在の周期表を作った人は不明である。
周期表について詳しくは「周期表とは?語呂合わせを使った覚え方から族や周期の見方まで!」を確認しよう。
問4
3〜11族の元素を【1】、それ以外の元素を【2】という。
【問4】解答/解説:タップで表示
解答:【1】遷移元素【2】典型元素

この周期表だと、濃い青の部分が遷移元素、それ以外が典型元素となる。典型元素と遷移元素の重要な性質をまとめておこう。
【典型元素】
化学的性質・・・縦で似ている
その化合物・・・基本無色
【遷移元素】
化学的性質・・・横で似ている
その化合物・・・基本有色
化学的性質というのは「反応性」のこと。典型元素は縦(同族)で反応性が似ており、遷移元素は横(同周期)で反応性が似ている。色に関しては単純。典型元素は色がついてないものが多くて、遷移元素では色がついてる派手なやつが多い。
周期表について詳しくは「周期表とは?語呂合わせを使った覚え方から族や周期の見方まで!」を確認しよう。
問5
典型元素には【1】元素と非【1】元素が存在し、遷移元素は全て【2】元素である。
【問5】解答/解説:タップで表示
解答:【1】金属【2】金属
元素の性質に注目して原子を分類すると、金属元素と非金属元素に分けることができる。
下の周期表でみるとオレンジ色の部分が金属元素、水色の部分が非金属元素となる。

どこでもいいので階段になっている分け目のとこを覚えておこう。(オススメはアルミニウム(Al)とケイ素(Si))
金属元素は電子を出して陽イオンになりやすく、これを「陽性が強い」という表現で表すことがある。同様に、非金属元素は陰イオンになりやすく、これを「陰性が強い」ということができる。陽性、陰性という言葉は頻繁に出てくるのでよく覚えておくようにしよう。(この辺りについて詳しくは第一イオン化エネルギーとは?周期表での最大最小、グラフ、電子親和力との違い!を確認しよう)
周期表について詳しくは「周期表とは?語呂合わせを使った覚え方から族や周期の見方まで!」を確認しよう。
問6
周期表のHを除く1族元素は【1】、Be・Mgを除く2族元素は【2】、17族は【3】、18族は【4】と呼ばれる。
【問6】解答/解説:タップで表示
解答:【1】アルカリ金属【2】アルカリ土類金属【3】ハロゲン【4】希ガス
Hを除く1族元素はアルカリ金属、Be・Mgを除く2族元素はアルカリ土類金属、17族はハロゲン、18族は希ガスと呼ばれる。

これらの名前は化学を学習していく中でよく出てくる、またテストでそのまま聞かれることもあるのでしっかり覚えておくようにしよう。(各族の性質等については「無機化学」を参照)
周期表について詳しくは「周期表とは?語呂合わせを使った覚え方から族や周期の見方まで!」を確認しよう。
問7
一種類の元素のみからできている物質は【1】と呼ばれ、そのうち常温常圧時に液体なのは【2】と【3】である。
【問7】解答/解説:タップで表示
解答:【1】単体【2】臭素【3】水銀(【2】と【3】は順不同)
単体のうち、室温で液体なのは臭素と水銀の2つのみである。
常温常圧時の物質の状態について詳しくは単体・化合物・純物質・混合物の違いと具体例まとめ!を確認しよう。
問8
単体のうち、常温常圧時に気体なのは【1】・【2】・【3】・【4】・【5】・【6(6種)】の全11種類である。
【問8】解答/解説:タップで表示
解答:【1】水素【2】窒素【3】酸素【4】フッ素【5】塩素【6】希ガス(【1】〜【5】は順不同)
単体のうち、室温で気体なのは水素、窒素、酸素、フッ素、塩素、希ガス(ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン)である。
常温常圧時の物質の状態について詳しくは単体・化合物・純物質・混合物の違いと具体例まとめ!を確認しよう。
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