はじめに

高分子(高分子化合物)は学校や予備校の化学授業で最後の方に学ぶことが多く、対策が遅れがちな受験生がとても多い。このページでは、高分子の中でも基礎中の基礎である定義や分類、全体的な特徴についてざっと確認していく。ぜひこの機会に高分子の基礎をマスターしてライバルと差をつけよう!


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高分子とは

高分子(高分子化合物)とは、分子量が約1万以上の巨大分子である。

高分子(高分子化合物)はその大きさ故に、低分子量の化合物とは異なる性質をもっている。


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高分子の特徴

単量体が繋がってできる

単量体(モノマー)という小さな分子が共有結合で多数繋がると高分子となる。単量体が互いに繋がっていく現象を重合といい、重合でできた高分子を重合体(ポリマー)、重合体1分子を構成する繰り返し単位の数を重合度という。

コロイドを形成する

高分子(高分子化合物)は1コあたりのサイズが大きいため、溶液中では主にコロイド(分子コロイド)として存在している。(コロイドについて詳しくはコロイドとは?種類や大きさ、透析、電気泳動などについて例を用いて解説!を参照)

分子量は平均分子量で表す

反応条件によって重合度にバラツキが生じるため、高分子(高分子化合物)は同じ名称でも分子量が異なる場合がある。そのため、高分子の分子量は基本的に「平均分子量」の意味で用いられる。(平均分子量について詳しくは見かけの分子量(平均分子量)を参照)

凝固点が小さい

高分子(高分子化合物)は分子量が非常に大きいため、凝固点降下度測定では実測値を出せないレベルで凝固点が小さくなる。したがって、多くの場合浸透圧法が用いられる。

一定の融点を示さない

高分子(高分子化合物)の固体は、分子が規則的に配列した結晶部分と、不規則に配列した非晶質(非結晶)部分が混ざった構造になっている。したがって、加熱をしても一定の融点を示すことはなく、徐々に軟化して液体となる。よって、軟化点(柔らかくなって変形し始める点)を沸点として用いることが多い。

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