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理想気体・実在気体【高校化学・化学基礎一問一答】
問1
体積が0で分子間力がはたらかないと仮定した“仮想的な気体”を【1】という。
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解答:【1】理想気体
体積が0で分子間力がはたらかないと仮定した“仮想的な気体”を理想気体という。
理想気体においては、気体の状態方程式が常に成り立つ。
\[ \begin{align}&PV=nRT\\
& \mathrm{(}圧力P(\mathrm{Pa})、体積V(\mathrm{L})、物質量n(\mathrm{mol})、気体定数R、絶対温度T(\mathrm{K})\mathrm{)}\end{align} \]
問2
実際に存在する酸素O2や二酸化炭素CO2などの気体は【1】とよばれる。
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問3
実在気体は分子に体積があり、【1】がはたらいている。
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問4
実在気体において、気体の状態方程式は成り立【1(つ or たない)】。
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問5
実在気体を理想気体に近づけるためには【1(高 or 低)】温・【2(高 or 低)】圧にすることが大切である。
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解答:【1】高【2】低
実在気体を理想気体に近づけるためには「高温・低圧」にすることが大切である。
●高温にする理由
高温にすると、その分気体の運動エネルギーが大きくなり、相対的に分子間力が無視できるようになる。したがって、理想気体に近づく。
●低圧にする理由
低圧にすると、容器の体積が大きくなり、気体分子自体の大きさ(体積)が相対的に小さくなる。また、容器の体積が大きくなるのに伴い、気体分子間の距離が離れ分子間力が無視できるようになる。したがって、理想気体に近づく。