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ペプチド結合(アミド結合との違いなど)
目次
はじめに
【プロ講師解説】このページでは『ペプチド結合(アミド結合との違いなど)』について解説しています。
ペプチド結合とは
- 1つのアミノ酸のカルボキシ基(-COOH)と、もう1つのアミノ酸のアミノ基(-NH2)が脱水縮合する。このとき生じるアミド結合(-CONH-)を特にペプチド結合という。
- ペプチド結合をもつ化合物をペプチドといい、ペプチドのうち2分子のアミノ酸からなるペプチドをジペプチド、3分子のアミノ酸からなるペプチドをトリペプチド、多数のアミノ酸からなるペプチドをポリペプチドという。
ペプチド結合とアミド結合の違い
- ペプチド結合とアミド結合の違いについて悩む高校生は非常に多いが、『ペプチド結合はアミド結合の一種』だと考えればOKである。
- アミド結合は「-CONH-」の結合全般のことを指すが、アミド結合のうち「アミノ酸同士が結合してできたもの」をペプチド結合という。
N末端とC末端
- ペプチドの両端は(結合に使われていない)未反応のアミノ基(-NH2)、カルボキシ基(-COOH)をもち、それぞれアミノ末端(N末端)、カルボキシ末端(C末端)とよばれる。