【プロ講師解説】このページでは『気体の密度と分子量の関係』について解説しています。解説は高校化学・化学基礎を扱うウェブメディア『化学のグルメ』を通じて6年間大学受験に携わるプロの化学講師が執筆します。
気体の密度と分子量の関係
気体の密度は次のような単位で表されることが多い。
\[
2.0(g/L)
\]
2.0(g/L)
\]
これに、標準状態の気体の体積22.4(L/mol)(これは覚えておく数字:詳しくは【モル計算】単位を駆使!物質量molが絡む問題の解法(原子量・体積・アボガドロ数など)を参照)を掛けると…
\[
2.0(g/\cancel{L}) × 22.4(\cancel{L}/mol) = 44.8(g/mol)
\]
2.0(g/\cancel{L}) × 22.4(\cancel{L}/mol) = 44.8(g/mol)
\]
LとLが約分されて分子量(g/mol)を得ることができた。これが、気体の密度と分子量の関係である。
PLUS+
もし、気体の密度が(g/cm3)や(g/m3)になっていた場合は「1m3=1×106cm3=1×103L」の関係を使ってケタを合わせよう。
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著者プロフィール
・化学のグルメ運営代表
・高校化学講師
・薬剤師
・デザイナー/イラストレーター
数百名の個別指導経験あり(過去生徒合格実績:東京大・京都大・東工大・東北大・筑波大・千葉大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
著者紹介詳細
・化学のグルメ運営代表
・高校化学講師
・薬剤師
・デザイナー/イラストレーター
数百名の個別指導経験あり(過去生徒合格実績:東京大・京都大・東工大・東北大・筑波大・千葉大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
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