はじめに

よく環境問題として取り上げられる酸性雨は、硫黄や窒素と非常に関わりが深い。このページでは、酸性雨について高校化学で知っておくべき点に絞ってざっくりと解説していく。入試でも出題が増えている部分なので必ず理解しておこう。


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硫黄酸化物SOx(ソックス)

化石燃料(石油や石炭など)中には不純物として少量の硫黄成分が含まれている。そのため、火力発電目的などでこれらを燃焼すると、二酸化硫黄SO2や三酸化硫黄SO3などの硫黄酸化物SOx(ソックス)が発生する。

大気中に放出されたSOxは酸化されてから雨水に溶け込んで硫酸H2SO4となる。

窒素酸化物NOx(ノックス)

高温のエンジン内では次のような反応が起こる。

\[
N_{2}+O_{2}→2NO\\
2NO+O_{2}→2NO_{2}
\]

したがって自動車の排気ガスなどには一酸化窒素NOや二酸化窒素NO2などの窒素酸化物NOx(ノックス)が含まれる。

大気中に放出されたNOxは酸化されてから雨水に溶け込んで硝酸HNO3となる。

酸性雨

硫酸や硝酸が溶けていると、当然雨水は酸性が強くなっている。(酸性雨)それ故、この雨が当たった植物は枯れたり、大理石の像が溶けたりといった問題が起こる。

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