はじめに

アミノ酸の等電点を学ぶ上で、前提知識として必須の双性イオン。定義から酸や塩基との反応までしっかり理解しておこう!


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双性イオンとは

アミノ酸は分子内にカルボキシ基(-COOH)とアミノ基(-NH2)を併せ持っており、酸性を示す-COOHから塩基性を示す-NH2にH+が移動し、分子内で塩を形成することがある。

この時生じる正電荷と負電荷を持つイオンを双性イオンという。双性イオンはクーロン力(静電引力)でお互いを引き合うためアミノ酸の結晶を形成する。従って、アミノ酸の結晶はイオン結晶であり、水に溶けやすく融点が高いという特徴がある。


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双性イオンと溶液のpH

双性イオンであるアミノ酸は、酸や塩基と反応することがある。それぞれに分けて説明していこう。

双性イオンと酸

アミノ酸は結晶中で双性イオンとして存在している。これを水に溶かし、そこに酸(塩化水素HClなど)を加えると次のように反応しアミノ酸は(双性イオンから)陽イオンとなる。

双性イオンと塩基

双性イオンであるアミノ酸を塩基(水酸化ナトリウムNaOHなど)と反応させると陰イオンになる。

双性イオンの反応まとめ

最後に、双性イオンと酸・塩基の反応をまとめておこう。

アミノ酸は溶液のpHが下がる(酸性になる)ほど陽イオンに、pHが上がる(塩基性になる)ほど陰イオンに近くわけだね!


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