はじめに

このページでは、反応速度が変化する要因について一から丁寧に解説していく。大学入試でも頻出の分野なので必ず理解しておくようにしよう。


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3つの要因

濃度/温度/触媒
Point!

反応速度に影響を与える要因は主に3つ。これらについて順番に解説していこう。

濃度

濃度を大きくする
→分子同士の衝突回数が増える
→反応速度増加
Point!

化学反応が起こるには、分子同士が衝突する必要がある。
濃度を大きくすると分子同士の衝突回数が増えるので、反応速度も大きくなる。

温度

温度を大きくする
→ 運動エネルギーの大きな分子(活性化エネルギー以上のエネルギーをもつ分子)が増える
→ 反応速度増加
Point!

温度が上昇することで、運動エネルギーの大きな分子の割合が増加する。
これは、「活性化エネルギー以上のエネルギーをもつ分子の割合が増加する」と考えることができるので、温度が上昇すると反応速度は大きくなる。


触媒

触媒を加える
→ 活性化エネルギーdown
→ 反応速度増加
Point!

触媒を加えると、活性化エネルギーが低下する。

活性化エネルギーというのは、「反応が進行するためにはこれ以上のエネルギーにならなくては」というエネルギーなので、これが低下すると反応が簡単に進行することになる。
従って、触媒を加えて活性化エネルギーが低下すると、反応速度は増加する。

また、触媒を加えても「反応熱」は変わらない。

これは、(反応熱=反応物と生成物のエネルギー差なので)反応物と生成物のエネルギーが変化していないことを考えると当然だね。大事なことなので、しっかり覚えておこう。

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