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揮発酸遊離反応

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揮発酸遊離反応とは

揮発酸遊離反応とは、ClやFなどのハロゲンが含まれる塩に不揮発性の酸(蒸発しにくい酸)を反応させることで揮発性の酸(蒸発しやすい酸)を遊離させる反応のことだ。

揮発酸遊離反応の具体例として、「【保存板】気体の発生方法・反応式まとめ!」でHClの発生法として紹介した「NaClとH2SO4の反応」を見てみよう。

NaClが不揮発性の酸であるH2SO4と反応することで、揮発性の酸であるHClが遊離しているね。

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揮発酸遊離反応が起こる理由

上で説明したような揮発酸遊離反応が起こるのは、「加熱を行ったときに、H2SO4などの蒸発しにくい不揮発性の酸はなかなか蒸発せず外に出ていかないのに対して、HClなどの揮発性の酸は簡単に蒸発して外に出ていってしまうから」なんだ。

つまり、不揮発酸と揮発酸の沸点の違いを利用しているということだね!

”不揮発酸”はH2SO4のみ

高校化学で不揮発酸として登場する酸は1つしかない。

硫酸(H2SO4」だ。

硫酸と何かを反応させる反応を見たら、まずは揮発酸遊離反応を疑ってみよう。

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揮発酸遊離反応まとめ

最後に、揮発酸遊離反応を一般式にしてみよう。

揮発性の酸由来の塩と不揮発性の酸(超高確率でH2SO4)を反応させると不揮発性の酸と不揮発性の酸由来の塩になる。よく覚えておこう。

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