活性化エネルギー・反応熱【高校化学・化学基礎一問一答】

目次

はじめに

【プロ講師解説】化学のグルメでは、高校化学・化学基礎の一問一答問題を公開しています。問題一覧は【スマホで出来る】一問一答(高校化学・化学基礎)でご覧下さい。


問1

分子同士が衝突して化学反応が起こるとき、エネルギーの高い状態(【1】)を経由する。物質を【1】にするために必要な最低限のエネルギーを【2】という。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】活性化状態【2】活性化エネルギー

●活性化エネルギー
反応物質が反応するために必要なエネルギー
●活性化状態
活性化エネルギーを得て反応途中の段階にある、非常に不安定な状態

参考:活性化エネルギーと反応熱

問2

活性化エネルギーが小さいほど、反応速度は【1(速 or 遅)】くなる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】速

活性化エネルギーが大きい場合

活性化エネルギーは「反応物が活性化状態になるために必要なエネルギー」である。したがって、これが大きいということは「反応物が活性化状態になるまで時間がかかる」ということになる。すると当然、反応全体にかかる時間も長くなる。

活性化エネルギーが小さい場合

活性化エネルギーが小さい場合、「反応物が活性化状態になるまでにかかる時間が短い」ので、反応全体にかかる時間も短くなる。

参考:活性化エネルギーと反応熱

問3

反応物のエネルギーと生成物のエネルギーの差を【1】という。

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解答:【1】反応エンタルピー

反応物のエネルギーと生成物のエネルギーの差を反応エンタルピーという。

参考:活性化エネルギーと反応熱

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著者情報

元講師、薬剤師、イラストレーター
数百名の中高生向け指導経験あり(過去生徒合格実績:東工大・東北大・筑波大・千葉大・岡山大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)。
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
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