【プロ講師解説】化学のグルメでは、高校化学・化学基礎の一問一答を掲載しています。解説は高校化学・化学基礎を扱うウェブメディア『化学のグルメ』を通じて6年間大学受験に携わるプロの化学講師が執筆します。一問一答コンテンツ一覧は化学のグルメ『高校化学・化学基礎一問一答コンテンツ一覧』をご覧下さい。
一問一答
問1
【】に当てはまる用語を答えよ。
物質量がn(mol)の気体についてボイル・シャルルの法則を表したものを【1】といい、【2】の式で表される。
問2
1.0×105Paで体積が3.0Lの気体を、温度を変えずに5.0×105Paにすると、体積は何Lになるか。
【問2】解答/解説:タップで表示
解答:0.60L
\[
P_{1}V_{1}=P_{2}V_{2}\\
\leftrightarrow 1.0×10^{5}(Pa)×3.0(L)=5.0×10^{5}(Pa)×V_{2}(L)\\
\leftrightarrow V_{2}=0.60(L)
\]
※気体の状態方程式を使った計算問題の解き方について詳しくは気体の状態方程式(単位・導出・計算問題の解き方など)を参照
問3
3.0×105Paで体積が6.0Lの気体を、温度を変えずに6.0×105Paにすると、体積は何Lになるか。
【問3】解答/解説:タップで表示
解答:3.0L
\[
P_{1}V_{1}=P_{2}V_{2}\\
\leftrightarrow 3.0×10^{5}(Pa)×6.0(L)=6.0×10^{5}(Pa)×V_{2}(L)\\
\leftrightarrow V_{2}=3.0(L)
\]
※気体の状態方程式を使った計算問題の解き方について詳しくは気体の状態方程式(単位・導出・計算問題の解き方など)を参照
問4
一定圧力のもとで、0℃で5.0Lの気体を273℃まで上げると気体の体積は何Lになるか。
【問4】解答/解説:タップで表示
解答:10L
\[
\frac{ V_{1} }{ T_{1} }=\frac{ V_{2} }{ T_{2} }\\
\leftrightarrow \frac{ 5.0(L) }{ (0+273)(K) }=\frac{ V_{2}(L) }{ (273+273)(K) }\\
\leftrightarrow V_{2}=10(L)
\]
※気体の状態方程式を使った計算問題の解き方について詳しくは気体の状態方程式(単位・導出・計算問題の解き方など)を参照
問5
一定圧力のもとで、27℃で2.0Lの気体を327℃まで上げると気体の体積は何Lになるか。
【問5】解答/解説:タップで表示
解答:4.0L
\[
\frac{ V_{1} }{ T_{1} }=\frac{ V_{2} }{ T_{2} }\\
\leftrightarrow \frac{ 2.0(L) }{ (27+273)(K) }=\frac{ V_{2}(L) }{ (327+273)(K) }\\
\leftrightarrow V_{2}=4.0(L)
\]
※気体の状態方程式を使った計算問題の解き方について詳しくは気体の状態方程式(単位・導出・計算問題の解き方など)を参照
問6
2.0×105Paで3.0Lの気体を、温度を変えずに1.0Lにするためには圧力を何Paにすればよいか。
【問6】解答/解説:タップで表示
解答:6.0×105Pa
\[
P_{1}V_{1}=P_{2}V_{2}\\
\leftrightarrow 2.0×10^{5}(Pa)×3.0(L)=P_{2}(Pa)×1.0(L)\\
\leftrightarrow P_{2}=6.0×10^{5}(Pa)
\]
※気体の状態方程式を使った計算問題の解き方について詳しくは気体の状態方程式(単位・導出・計算問題の解き方など)を参照
問7
体積が変化しない27℃の容器に、2.0×105Paの気体が入っている。温度を327℃に上げると圧力は何Paになるか。
【問7】解答/解説:タップで表示
解答:4.0×105Pa
\[
\frac{ P_{1} }{ T_{1} }=\frac{ P_{2} }{ T_{2} }\\
\leftrightarrow \frac{ 2.0×10^{5}(Pa) }{ (27+273)(K) }=\frac{ P_{2}(Pa) }{ (327+273)(K) }\\
\leftrightarrow P_{2}=4.0×10^{5}(Pa)
\]
※気体の状態方程式を使った計算問題の解き方について詳しくは気体の状態方程式(単位・導出・計算問題の解き方など)を参照
問8
体積が変化しない27℃の容器に、3.0×105Paの気体が入っている。温度を627℃に上げると圧力は何Paになるか。
【問8】解答/解説:タップで表示
解答:9.0×105Pa
\[
\frac{ P_{1} }{ T_{1} }=\frac{ P_{2} }{ T_{2} }\\
\leftrightarrow \frac{ 3.0×10^{5}(Pa) }{ (27+273)(K) }=\frac{ P_{2}(Pa) }{ (627+273)(K) }\\
\leftrightarrow P_{2}=9.0×10^{5}(Pa)
\]
※気体の状態方程式を使った計算問題の解き方について詳しくは気体の状態方程式(単位・導出・計算問題の解き方など)を参照
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著者プロフィール・化学のグルメ運営代表
・高校化学講師
・薬剤師
・デザイナー/イラストレーター
数百名の個別指導経験あり(過去生徒合格実績:東京大・京都大・東工大・東北大・筑波大・千葉大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
著者紹介詳細