【プロ講師解説】化学のグルメでは、高校化学・化学基礎の一問一答を掲載しています。解説は高校化学・化学基礎を扱うウェブメディア『化学のグルメ』を通じて6年間大学受験に携わるプロの化学講師が執筆します。一問一答コンテンツ一覧は化学のグルメ『高校化学・化学基礎一問一答コンテンツ一覧』をご覧下さい。
一問一答
陽イオンであるナトリウムイオンNa+と陰イオンである塩化物イオンCl–は【1】によって結合する。このような【1】による陽イオンと陰イオンの結合を【2】という。
イオン結合は陽イオンと陰イオンの結合である。したがって、陽イオンになりやすい(陽性が強い)【1】元素と陰イオンになりやすい(陰性が強い)【2】元素の結合ということになる。
イオン結合は【1】による結合のため、共有結合とは異なって大量に結合することができる。したがって、イオン結合でできた結晶(=【2】)は陽イオンと陰イオンの数の比を表す【3】で表される。
イオン結合によって作られた物質は、陽イオンと陰イオンの数を最も簡単な整数比で表した【1】で表される。例えば、塩化ナトリウムはNa+とCl–が1:1で結合しているため【2】、塩化銅はCa2+とCl–が1:2で結合しているため【3】と表される。
イオン結合は陽イオンと陰イオンが【1】によって結びついたものである。陽イオンと陰イオンがイオン結合により規則正しく配列してできた固体を【2】という。
イオン結晶は、イオン間の結合力が比較的強いので、融点が【1(高or低)】いものが多い。また、結晶の状態では基本的に電気を通さないが、【2】すると電気を通すようになる。
陽イオンと陰イオンが多数結合してできた結晶を【1】という。【1】は融点が【2(高or低)】く、【3(硬or柔らか)】いが強く叩くと簡単に割れてしまう。
イオン結晶は電気伝導性が【1(あるorない)】が、融解(溶解)してできた液体には電気伝導性が【2(あるorない)】。これは、結晶を水に溶かしてできた水溶液中では結晶が陽イオンと陰イオンに分かれるためである。ちなみに、物質が水に溶けてイオンに分かれる現象を【3】といい、このような物質を【4】という。
イオン結晶は結晶全体として、電気的に【1】性である。
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・化学のグルメ運営代表
・高校化学講師
・薬剤師
・デザイナー/イラストレーター
数百名の個別指導経験あり(過去生徒合格実績:東京大・京都大・東工大・東北大・筑波大・千葉大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
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