【プロ講師解説】このページでは『氷と水の構造(水素結合・密度の違いなど)』について解説しています。解説は高校化学・化学基礎を扱うウェブメディア『化学のグルメ』を通じて6年間大学受験に携わるプロの化学講師が執筆します。
氷と水の構造
氷の構造は次のようになっている。
1つの水分子が他の水分子と方向性のある水素結合(ーーー)を形成することで、正四面体構造になっている。(水素結合には“方向性”があるため一定の方向にしか結合できず、そのため分子同士の距離がある程度離れた形になっている)
これに対して、液体の水の構造は次のようになっている。
水分子がぎゅうぎゅうに詰まっており「氷に比べて密度が高くなっている」のが確認できる。
氷と水の密度
水>氷
Point!
今ほど述べたように、氷と水の構造を比べると水の方が分子がよりぎゅうぎゅうに詰められているため、密度は氷より水の方が大きくなっている。
なぜ氷が水に浮くのか
氷が水に浮くのは「水の密度に比べて氷の密度が小さいから」である。
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著者プロフィール
・化学のグルメ運営代表
・高校化学講師
・薬剤師
・デザイナー/イラストレーター
数百名の個別指導経験あり(過去生徒合格実績:東京大・京都大・東工大・東北大・筑波大・千葉大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
著者紹介詳細
・化学のグルメ運営代表
・高校化学講師
・薬剤師
・デザイナー/イラストレーター
数百名の個別指導経験あり(過去生徒合格実績:東京大・京都大・東工大・東北大・筑波大・千葉大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
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