反応速度が変化する要因【高校化学・化学基礎一問一答】

目次

はじめに

【プロ講師解説】化学のグルメでは、高校化学・化学基礎の一問一答問題を公開しています。問題一覧は【スマホで出来る】一問一答(高校化学・化学基礎)でご覧下さい。


問1

反応速度に影響を与える要因は主に【1】【2】【3】である。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】濃度【2】温度【3】触媒(順不同)

反応速度に影響を与える要因は主に濃度・温度・触媒である。

参考:反応速度が変化する要因

問2

濃度を【1(大き or 小さ)】くすると分子同士の衝突回数が増えるため、反応速度は大きくなる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】大き

濃度を大きくすると分子同士の衝突回数が増えるため、反応速度は大きくなる。

参考:反応速度が変化する要因

問3

温度が上昇することで、【1】の大きな分子の割合が増加する。これは【2】以上のエネルギーをもつ分子の割合が増加すると考えることができるため、温度が上昇すると反応速度は大きくなる。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】運動エネルギー【2】活性化エネルギー

温度が上昇することで、運動エネルギーの大きな分子の割合が増加する。これは活性化エネルギー以上のエネルギーをもつ分子の割合が増加すると考えることができるため、温度が上昇すると反応速度は大きくなる。

参考:反応速度が変化する要因

問4

触媒を加えると、【1】が低下する。【1】は「反応が進行するためにはこれ以上のエネルギーにならなくては」というエネルギーのため、これが低下すると反応が簡単に進行することになり、反応速度は増加する。また、触媒を加えても【2】は変わらない。

解答/解説:タップで表示

解答:【1】活性化エネルギー【2】反応エンタルピー

触媒を加えると、活性化エネルギーが低下する。活性化エネルギーは「反応が進行するためにはこれ以上のエネルギーにならなくては」というエネルギーのため、これが低下すると反応が簡単に進行することになり、反応速度は増加する。また、触媒を加えても反応エンタルピーは変わらない。

参考:反応速度が変化する要因

【高校化学の計算ドリル】大好評発売中!

高校化学・化学基礎の計算問題が苦手な人に向けた計算ドリルを発売しました。豊富な問題数で、入試頻出の計算問題の解き方を身につけることができます。

著者情報

元講師、薬剤師、イラストレーター
数百名の中高生向け指導経験あり(過去生徒合格実績:東工大・東北大・筑波大・千葉大・岡山大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)。
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆
気に入ったらシェアしてね!
目次