はじめに

2018年9月に発売された化学基礎ゴロゴ。ゴロゴシリーズは元々文系科目で多くの受験生に指示を得てきたこともあり、この新参考書の期待値は非常に高いものになっています。このページでは、化学基礎ゴロゴの魅力から具体的な使い方、併用にオススメの参考書まで1つ1つ丁寧に解説していこうと思います。化学基礎ゴロゴの購入を検討している人はもちろん、もう既に持っているよという人も是非参考にして下さい。


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本の特徴と対象

高校学参化学部門売上1位を獲得したベストセラー「ヒキョーな化学」を全面リニューアル!
極限まで絞り込んだ「問題集編」と、初めて化学を学ぶ高校生にも圧倒的に分かりやすい「参考書編」の2部構成。
「早く覚え、早く解く」ことにとことんこだわり、「イラスト付きゴロあわせ」や独自の裏技「アクマの解法」を満載! (引用:ゴロゴ.net)

化学基礎ゴロゴを一言で表すなら「見た目おちゃらけ、中身しっかり参考書」です。

他のゴロゴシリーズ同様、化学基礎ゴロゴには高校化学で重要な暗記事項が「独自の語呂合わせ」で書かれています。この語呂合わせがとても面白く、また語呂合わせに合ったイラストが1つ1つ書かれているため記憶に定着しやすいです。イラストのせいか全体的にポップな印象になっていますが、暗記事項として選ばれているものはテストで出やすいものがきちんと揃えられています。見た目に反して?中身はかなりしっかりした参考書と言えるでしょう。


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本の構成

化学基礎ゴロゴはこのような構成になっています。本のボリュームは191ページと少なめですが、化学基礎の各分野において大学入試や定期テストで頻出の事項が満遍なく掲載されており非常にバランスのとれた構成といっていいでしょう。

また、参考書編と問題集編に分かれていることにご注目。参考書編が3/4程度を占めていますが、化学基礎ゴロゴには問題集編も付属しています。参考書編で学んだ知識がきちんと頭に定着しているかすぐに確認することが可能です。

参考書編の中は次のような形になっています。

「こういう風に出る!」の部分では、実際にテストに出題されやすい問題が掲載されています。「対策」の部分では、勉強をする際の必要最低限のポイントが、「ゴロ合わせ」の部分には、ゴロゴ独自の語呂合わせと語呂合わせに合った大きなイラストが書かれています。

問題集編の中は次のような形になっています。

「問題」では最新の入試から選ばれた頻出問題が、「みかみ悪魔からの「ヒキョー」なポイント解説」では解答時間を短縮するための裏技的解法が書かれています。


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メリット

化学基礎ゴロゴにはメリットとデメリットが存在します。まずはメリットの方から紹介していきましょう。

“出る知識”が厳選されている

化学基礎ゴロゴには、大学入試・定期テストで特に問われやすい知識が選ばれて掲載されています。そのため、全ての事項を網羅的に解説している参考書よりも短期で点に繋げやすいと言えるでしょう。

あまり化学基礎に割ける時間がなく、できるだけ短時間の勉強で結果を出したい人にお勧めできる参考書です。

語呂合わせ・イラストが秀逸

間違いなく、これがこの参考書一番の特徴です。

ゴロゴシリーズほぼ全てに言えることですが、特に重要であったり覚えづらい知識には「独自の語呂合わせ」が付けられています。この語呂合わせが覚えやすいと評判で、何回繰り返し見ても覚えられなかった知識がすんなりと頭に入ってきます。また、各語呂合わせには「オリジナルのイラスト(漫画風)」が付けられています。語呂合わせに合わせて面白く書かれているので、知識の定着に役立つこと間違いなしです。

“こぼれ話”が良い

化学基礎ゴロゴには、解説の合間に「こぼれ話」のコーナーが挟まれています。このコーナーでは、著者であるみかみ先生、かすみ先生による「化学に関するワンポイント」や「オリジナルの暗記法」、「受験のモチベーションを上げる小話」などが書かれています。面白くかつ参考になるものが多く、勉強の休憩タイムに読むにはちょうど良いコラムです。

“ゴロ合わせ全チェック”が最高

化学基礎ゴロゴの巻末には「ゴロ合わせ全チェック」が付属しています。ゴロ合わせ全チェックでは化学基礎ゴロゴの参考書編で紹介されたゴロが一覧でまとめられています。テスト前などに一気にゴロを確認したい場合に最適なツールです。

デメリット

化学基礎ゴロゴは非常にいい参考書ではありますが、デメリットも存在します。次はそれを紹介していきましょう。

これ一冊では厳しい

化学基礎ゴロゴは化学基礎初心者の高校生には非常にいい参考書ですが、あくまで基礎的な事項を中心に扱った参考書であり、これ一冊で標準以上の大学入試レベルに到達することは難しいでしょう。岡野の化学基礎が初歩からしっかり身につく「基礎問題精講」など、より入試向けの問題集・参考書を併用する必要があります。

ゴロが合わない人も

化学基礎ゴロゴ最大の特徴は「独自の語呂合わせ」ですが、語呂合わせを使った暗記法が高校生全員に合うわけではありません。人によっては「いや普通に覚えたほうがいいやん!」と感じることもあるでしょう。語呂合わせが自分に合うかどうか、一度書店で手にとって確認することをお勧めします。


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使い方

次に、化学基礎ゴロゴの具体的な使い方を紹介していきます。むやみに使っても効果は出づらいので、まずはこれから紹介するやり方を参考にしていただき、状況に応じて自分流の使い方を見つけていきましょう。

参考書編→問題集編

一番オーソドックスな流れは「参考書編を一通り読み、その後問題集編を解く」というものです。まずは参考書編を読み、語呂合わせを使って化学の基本的な知識を頭に入れていきましょう。その後、知識を定着させるために問題集編を解きます。この時、忘れている部分は適宜参考書編を見直しながらやっていくといいでしょう。

参考書編→問題集編(分野ごと)

上で紹介した「参考書編を読み、問題集編を解く」という流れを分野ごとに行います。例えば、まず「混合物と純物質」の参考書編を読み、次に「混合物と純物質」の問題集編を解く。ここまで終わったら「混合物の分離」の参考書編を読み、次に「混合物の分離」の問題集編を解くといった形です。

参考書編を読んだ後、間を置かずにその分野の問題集編を解くことになるので、より一層知識が定着しやすくなるでしょう。ただし、参考書になったり問題集になったりと切り替えが激しく、人によってはこの方法が合わない場合もあります。

参考書編だけ読む

化学基礎ゴロゴ最大の特徴は「独自の語呂合わせ」であり、その語呂合わせが掲載されているのは主に参考書編です。したがって、あまり時間がない人や問題集は他のをすでに使っているという人は参考書編だけを読むスタイルでも十分効果を得られるでしょう。

語呂合わせチェックだけを読む

(これは一度参考書編を読んだ後の使い方ですが、)テスト前などに巻末のゴロ合わせ全チェックの部分だけを読むといった形でも十分効果を得ることができるでしょう。また、ゴロ合わせ全チェックをみて内容を忘れてしまったと感じた場合はすぐに参考書編に戻って確認するのがいいでしょう。


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併用したい参考書・問題集

化学基礎ゴロゴはあくまで基礎的な用語固めのために使うものなので、実際に大学入試で出てくる難解な問題を解くためには他の参考書や問題集等でトレーニングを積む必要があります。ここからは化学基礎ゴロゴとの併用にオススメの本を紹介していきます。

岡野の化学基礎が初歩からしっかり身につく

岡野の化学基礎が初歩からしっかり身につくを一言で表すなら「化学基礎を一から学びたい人にオススメの参考書」です。

岡野の化学基礎が初歩からしっかり身につくでは、化学基礎について基礎中の基礎から丁寧に解説されています。従って、化学基礎の知識が全くない人でも抵抗なく読み進めることができるため化学初心者に最適な参考書と言えるでしょう。また、説明は全て会話調になっています。つまり、岡野先生がまさに今目の前で講義をしているかのような感覚で学ぶことができるのです。堅苦しさがなく気軽に読むことができるので、その点でも化学に馴染みがない人にオススメできる参考書です。

坂田薫の化学基礎が驚くほど身につく25講

坂田薫の化学基礎が驚くほど身につく25講を一言で表すなら「化学基礎を学びたい人に最もオススメの参考書」です。

坂田薫の化学基礎が驚くほど身につく25講では、化学基礎について基礎中の基礎から丁寧に解説されています。従って、化学基礎の知識が全くない人でも抵抗なく読み進めることができるため化学初心者に最適な参考書と言えるでしょう。また、基礎的な参考書ではあるものの、受験で問われるような細かい知識も一定量記載されています。従って、「受験勉強の初期段階に読む参考書」としても十分活用することができるでしょう。

橋爪のゼロから劇的!にわかる 理論化学の授業

「橋爪のゼロから劇的!にわかる〜」は化学初心者にオススメのシリーズです。補助線や細かな説明・アドバイスが多く、あまり化学が得意でない人でもすんなりと理解できるでしょう。「橋爪のゼロから劇的!にわかる 理論化学の授業」の他に「橋爪のゼロから劇的!にわかる 無機・有機化学の授業」もあります。

基礎問題精講

基礎問題精講を一言で表すなら「化学初心者に最もオススメの問題集」です。
後に詳しく説明しますが、この問題集はこんなに書くか!というほど解説が丁寧です。本当の初学者でもわかりやすいよう補助矢印のようなものがたくさん書かれています。また、「精講」という形で化学の各単元に関する基礎的な解説も書かれています。この部分がとてもわかりやすいと評判で、問題集の枠を超えて化学参考書としても非常に優秀な一冊と言えるでしょう。「ランク順 高校化学一問一答」「ランク順 高校化学基礎一問一答」との相性も抜群です。


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関連:問題集、作りました。

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