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チオ硫酸ナトリウムの半反応式の作り方
目次
はじめに
【プロ講師解説】このページでは『チオ硫酸ナトリウムの半反応式の作り方』について解説しています。
半反応式の作り方
- 半反応式は次の5STEPで作成する。
●STEP1
酸化剤(還元剤)が「何から何になるのか」を書く。
●STEP2
両辺について、OとH以外の原子の数を合わせる。
●STEP3
両辺について、O原子の数をH2Oを用いて合わせる。
●STEP4
両辺について、H原子の数をH+を用いて合わせる。
●STEP5
両辺について、電荷をeーを用いて合わせる。
チオ硫酸ナトリウムの半反応式の作り方
- チオ硫酸ナトリウムNa2S2O3の半反応式の作り方について、上の5STEPを用いて解説する。
STEP
酸化剤(還元剤)が「何から何になるのか」を書く。
まずは、酸化剤(還元剤)が「何から何になるのか」を書く。
\[ \mathrm{S_{2}O_{3}^{ \,2-} → S_{4}O_{6}^{ \,2-}} \]
ここは、暗記しておかなければいけない箇所である。まだ覚えていない場合は次のページを参照のこと。
参考:半反応式一覧
STEP
両辺について、OとH以外の原子の数を合わせる。
次に、両辺について、OとH以外の原子の数を合わせる。
\[ \mathrm{2S_{2}O_{3}^{ \,2-} → S_{4}O_{6}^{ \,2-}} \]
STEP
両辺について、O原子の数をH2Oを用いて合わせる。
次に、両辺について、O原子の数をH2Oを用いて合わせる。
\[ \mathrm{2S_{2}O_{3}^{ \,2-} → S_{4}O_{6}^{ \,2-}} \]
今回は、既に両辺のO原子の数が揃っているので特に何もしなくていい。
STEP
両辺について、H原子の数をH+を用いて合わせる。
次に、両辺について、H原子の数をH+を用いて合わせる。
\[ \mathrm{2S_{2}O_{3}^{ \,2-} → S_{4}O_{6}^{ \,2-}} \]
今回は、既に両辺のH原子の数が揃っているので特に何もしなくていい。
STEP
両辺について、電荷をeーを用いて合わせる。
最後に、両辺について、電荷をeーを用いて合わせる。
\[ \mathrm{2S_{2}O_{3}^{ \,2-} → S_{4}O_{6}^{ \,2-} + 2e^{-}} \]