はじめに

このページでは、重合反応のうち縮合重合・開環重合について、反応の仕組みや具体例その他入試頻出事項などを紹介していく。ぜひこの機会に縮合重合・開環重合をマスターして他の受験生と差をつけよう!


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縮合重合とは

単量体の間で小さな分子(H2Oなど)が取れて繋がっていく反応を縮合重合という。

縮合重合のうち、エステル結合で単量体を繋いでできた合成繊維をポリエステル、アミド結合で単量体を繋いでできた合成繊維をポリアミド(ナイロン)という。

ポリエステル

ポリエチレンテレフタラート(PET)は親水基が縮合に使われて親水性が残っておらず、吸湿性をもたない。したがって、速乾性(早く乾く性質)をもつ。またシワにもなりにくい。さらに、構造にベンゼン環が含まれているので、強度が高くペットボトルや合成繊維に利用されている。

ポリアミド(ナイロン)

ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸の縮合重合によって得られる合成繊維をナイロン66という。ナイロン66はアメリカのカローザスにより世界で初めて合成され、1938年に人口絹としてデュポン社から発売された。

また、1941年には日本でナイロン6が発明された。

ε-カプロラクタムという環状アミドを単量体とし、開環した後にそれを繋いで合成する。このような方法を開環重合という。

ナイロンは、分子間に多数の水素結合を形成するため、強度の高い合成繊維である。したがって、雨風を避けるためのウィンドブレーカーなどとして用いられる。

PLUS+

芳香族のポリアミド系合成繊維をアラミド繊維という。ナイロンと比較して強度に優れており、防弾チョッキなどに利用されている。

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