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【分離法】再結晶(原理・例・グラフ・方法など)
目次
はじめに
【プロ講師解説】このページでは『【分離法】再結晶(原理・例・グラフ・方法など)』について解説しています。
再結晶とは
- 固体の溶解度(液体100gに溶け得る最大の質量)が温度によって異なることを利用し、固体同士の混合物から目的の物質を結晶として分離する操作を再結晶という。
硝酸カリウムの再結晶
- 例として硝酸カリウムの再結晶を確認しよう。
- 60℃における硝酸カリウムの溶解度は110g、40℃では60gである。
- したがって、60℃の硝酸カリウム飽和水溶液を40℃まで冷却すると、その差である50gが固体(結晶)として析出する。ちなみにこのとき、不純物は溶液中に残ったままである。