KIMIKA!|基礎から学ぶ高校化学

演習「塩」

約 4 分
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問題

次の塩が正塩、酸性塩、塩基性塩のどれに分類されるか答えなさい。また、塩の液性を答えなさい。

(1) NaCl
(2) NaHCO3
(3) CuCl(OH)
(4) CuSO4
(5) Na2SO4

次の反応式を完成させなさい。

(6) FeS + 2HCl →
(7) CuSO4 + 2NaOH →
(8) NaHCO3 + HCl →

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解答

(1) 正塩、中性
(2) 酸性塩、塩基性
(3) 塩基性塩、酸性
(4) 正塩、酸性
(5) 正塩、中性
(6) FeS + 2HCl → FeCl2 + H2S
(7) CuSO4 + 2NaOH → Na2SO4 + Cu(OH)2
(8) NaHCO3 + HCl → NaCl + H2CO3

解説

(1)

NaClには酸由来のH+も塩基由来のOHもあまっていない。
よって、正塩だ。

また、NaClは強酸であるHClと強塩基であるNaOHの反応により生成される。
従って、液性は中性だ。

(2)

NaHCO3はHが入っている。
よって、酸性塩だ。

また、NaHCO3は弱酸であるH2CO3と強塩基であるNaOHからつくられている。
従って、液性は塩基性だ。

(3)

CuCl(OH)はOHが入っているので塩基性塩だ。

また、強酸であるHClと弱塩基であるCu(OH)2からできているので液性は酸性だ。

(4)

CuSO4はHもOHもないので正塩だ。

また、強酸であるH2SO4と弱塩基であるCu(OH)2からできているので液性は酸性だ。

(5)

Na2SO4はHもOHもないので正塩だ。

また、強酸であるH2SO4と強塩基であるNaOHからできているので液性は中性だ。

(6)

FeS + 2HCl

この反応は弱酸遊離反応だ。(FeSが弱酸を含む塩(弱酸H2Sと強塩基Fe(OH)2からできてる)、HClが強酸)

よって、反応後、弱酸と、強酸を含む塩になる。

FeS + 2HCl → FeCl2 + H2S

(7)

CuSO4 + 2NaOH

この反応は弱塩基遊離反応だ。
弱塩基を含む塩であるCuSO4(強酸H2SO4と弱塩基Cu(OH)2からできている)と強塩基であるNaOHが反応している。

最終的に弱塩基と、強塩基を含む塩になるので、

CuSO4 + 2NaOH → Na2SO4 + Cu(OH)2

(8)

NaHCO3 + HCl

この反応は弱酸遊離反応だ。
弱酸を含む塩であるNaHCO3(弱酸H2と強塩基NaOHでできている)と強酸であるHClが反応している。

最終的に弱塩基と強塩基を含む塩になるので、

NaHCO3 + HCl → NaCl + H2CO3

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