【プロ講師解説】化学のグルメでは、高校化学・化学基礎の一問一答を掲載しています。解説は高校化学・化学基礎を扱うウェブメディア『化学のグルメ』を通じて6年間大学受験に携わるプロの化学講師が執筆します。一問一答コンテンツ一覧は化学のグルメ『高校化学・化学基礎一問一答コンテンツ一覧』をご覧下さい。

一問一答

問1

【】に当てはまる用語を答えよ。

水酸化物の沈殿のうち、Fe(OH)2とMg(OH)2については【1】が大きいため温度などによりすぐに溶けることが多い。

【問1】解答/解説:タップで表示
解答:【1】溶解度

※水に難溶なイオン結晶について詳しくは水に難溶なイオン結晶(水酸化物・硫化物・塩化物・硫酸・クロム酸・炭酸イオン)を参照

問2

【】に当てはまる用語を答えよ。

Hg2+とAg+は水酸化物イオンOHと沈殿(水酸化物)を形成するが、すぐに分解し、結果的に【1】の沈殿になる。

【問2】解答/解説:タップで表示
解答:【1】酸化物

※水に難溶なイオン結晶について詳しくは水に難溶なイオン結晶(水酸化物・硫化物・塩化物・硫酸・クロム酸・炭酸イオン)を参照

問3

【】に当てはまる用語を答えよ。

硫化物イオンの沈殿ができる条件はイオン化傾向によって異なる。イオン化傾向が【1】以下のものとCdは全液性下で沈殿を形成し、イオン化傾向が【2】以下のものは中性・塩基性下の条件で沈殿を形成する。

【問3】解答/解説:タップで表示
解答:【1】Sn【2】Zn

当然だがZn以下という条件にはSn以下という条件も含まれることになる。
つまり、イオン化傾向がSn以下のものは全ての液性で、イオン化傾向がZn以下かつSnより上のものは塩基性・中性下で反応するということになる。

※水に難溶なイオン結晶について詳しくは水に難溶なイオン結晶(水酸化物・硫化物・塩化物・硫酸・クロム酸・炭酸イオン)を参照

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著者プロフィール

・化学のグルメ運営代表
・高校化学講師
・薬剤師
・デザイナー/イラストレーター

数百名の個別指導経験あり(過去生徒合格実績:東京大・京都大・東工大・東北大・筑波大・千葉大・早稲田大・慶應義塾大・東京理科大・上智大・明治大など)
2014年よりwebメディア『化学のグルメ』を運営
公式オンラインストアで販売中の理論化学ドリルシリーズ・有機化学ドリル等を執筆

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